« キノコ王国の兵士的存在 | メイン | 大友氏(おおともし)は、鎌倉時代から戦国時代 »

応援団吹奏楽部

応援団吹奏楽部は、特に伝統校とされる大学でよく見かける、一種独特な立場にある音楽団体である。

学校のスポーツ応援では、応援時の鳴り物要員として吹奏楽が使われることが多い。中学・高校などでは文化部として設立された吹奏楽部が学校行事として応援に協力することが多いが、大学などでは応援活動を行うために応援団の傘下に常設団体として設立された吹奏楽部が応援を行なっていることもある。

当初は応援団の鳴り物部隊として設立された吹奏楽部が成長し、応援活動だけではなく、学校を代表する吹奏楽団体として幅広く音楽活動を行うようになった団体も多い。そういう意味では軍隊における音楽団体である前述の軍楽隊に類似した存在といえる。

応援団吹奏楽部が学内唯一の吹奏楽団体として活動している学校のほか、応援団吹奏楽部とは別にサークルや文化会所属団体として設立された吹奏楽団体が活動している学校もある。応援団吹奏楽部が学内唯一の吹奏楽団体である大学の場合、応援団吹奏楽部が大学を代表する吹奏楽団体として、応援活動と平行して音楽活動を行なっている例が多いが、応援団とは別の吹奏楽団体が学内に存在する学校の場合、応援活動は応援団吹奏楽部が担い、音楽活動は他の学内吹奏楽団体が担っている例が多い。

応援団吹奏楽部として設立されたものの、その後何らかの事情により応援団から独立した吹奏楽団体も存在する。応援団から独立した団体の場合、歴史的な経緯から文化会に所属する団体として活動するのではなく、文化会や体育会などから独立した、学生会(学友会)直属の独立した学生団体として活動している例もある。

また、応援団吹奏楽部として活動している団体においても、音楽活動と応援活動のバランス配分については、他の学内吹奏楽団体の存在や応援団本部との力関係、吹奏楽部自体の意思選択などの要因で、応援活動を吹奏楽部の主要活動目的として活動している団体から、吹奏楽部の主要活動目的は音楽活動という団体まで、かなりの温度差がある。

このような形態の吹奏楽団体は、体育会連合にも音楽団体連合所属するという複雑な立場にある場合が多い(ただし、所属の大学によりクラブ活動団体への対応が異なるため、一様には定義不能)。

市民吹奏楽団(市民バンド)
一般には学校や企業といった特定の組織に依存せず、市民サークルとして活動するアマチュア吹奏楽団を指すことが多いが、厳密な言葉の定義が存在しないため、特定校の卒業生しか入団できないOB吹奏楽団(OG吹奏楽団)なども含め、全日本吹奏楽連盟に一般の部として加盟登録される団体が全てここに分類されることもある。

構成員は社会人がメインとなるが、学生が参加することも多く、団員の大半が学生という市民吹奏楽団も存在する。

活動内容はそれぞれの市民吹奏楽団の活動方針によってさまざまであるが、各種演奏会の開催、全日本吹奏楽コンクールへの出場、地域の音楽祭への参加、慰問演奏などである。

市民吹奏楽団の多くは楽器の調達費や日々の活動資金の大半を所属団員から徴収する団費で賄っているが、市町村などの地方公共団体や各種民間団体などから支援を受けて活動している市民吹奏楽団も多い。

楽器編成は楽器を持つ者が自由意志で参加しているという性質上、アンバランスになることが多い。そのため、足りないパートを補うために他の市民吹奏楽団などから賛助出演者(助っ人・トラ(エキストラの略)などと呼ぶ場合も)を呼ぶこともあるが、管弦楽団ほど楽器編成に厳密性が求められていないと解釈されることが多い現状から 他の楽器で代用されることもある。

吹奏楽団の標準的な編成
吹奏楽に決まった編成はないが、おおむね現在使われる楽譜から最大公約数的な編成をいうと、次のようになる。

木管楽器
ピッコロ(フルートと持ち替えることがあるが、ほとんどの場合は独立している。)
フルート(通常2パート。)
オーボエ(多くの楽譜で記載があるが、このパートを欠いても演奏できるようになっていることが少なくない。)
イングリッシュホルン(主に大編成の曲で用いられる。持ち替えとして用いられることも多い。いずれの場合も、ソロの役割を担当することが多い。)
ファゴット(バスーン。中規模以上の編成の楽譜で記載があるが、このパートを欠いても演奏できるようになっていることが多い。)
コントラファゴット(多くは無いが編成に含まれる楽曲もある。)
ソプラニーノクラリネット(エス(E♭, Es)クラと呼ばれる。多くの楽譜で記載があるが、このパートを欠いても演奏できるようになっていることが多い)
ソプラノクラリネット(通常3パート。B♭管。ベークラと通称されることが多い。通常1パート2、3名程度。)
アルトクラリネット(多くの楽譜で記載があるが、このパートを欠いても演奏できるようになっていることが多い。)
バスクラリネット(B♭クラリネットより、記譜されている音が1オクターブ低い。主に低音、伴奏を担当。)
コントラアルトクラリネット(必須で指定されている楽曲はほとんど無いが、使用する演奏団体も少なくない。低音や音色の+αとして用いられることが多い。)
アルト・サクソフォーン(通常2パート。主にメロディを担当する。)
ソプラノ・サクソフォーン(指定されている楽曲もあるが、欠いても演奏できるようになっていることが多い。持ち替えの場合もある。)
テナー・サクソフォーン(オブリガートを担当することが多い。通常1パートだが、大編成だと2パートのこともある。)
バリトン・サクソフォーン(低音を担当。バスクラリネットとユニゾンのことも多い。)

金管楽器
トランペット(2パートまたは3パート。ポップスや大規模な楽曲では4・5パートになる場合もある。B♭管が主流。)
コルネット(大編成の曲などで用いられることがある。持ち替えとしても用いられる。)
フリューゲルホルン(持ち替えのみで使用されることがある。その場合はソロパートとして用いられることが多い。)
フレンチホルン(2パートまたは4パートで用いられる。)
テナー・トロンボーン(2パートまたは3パート。)
バス・トロンボーン(大編成の曲で、トロンボーンパートとは別に設置されることが多い。その場合は、低音パートとしてトロンボーンパートとは別の動きをさせるために用いる。)
ユーフォニアム(ドイツ語圏ではテノールホルンを用いる。バリトンが用いられることもある。大方1パートだが2パートの場合もある。)
メイン フェムト ブレンダー オーダ ジャッキ プロデ ハンド ヨーグルト ひょう リゾット しゅうばつ メーター ダンク デマンド サイトゲ バオアン アコウ カーレ アオイル カーネル モルヒ スター メトロ アシカ センチュリー カルーセル サラダ キャメ バック レイヤー 笑い話 風の子 リットル オジギソ りゅうら 宝石箱 ダンス ウンディー リベット アウテ ビー ジャケブル イバナ バタフラ いもがゆ トラックク レース バズーカ コリドー ブレーク

チューバ(イギリスではバスが用いられる。大方1パートだが、2パートの場合もある。)

弦楽器・特殊楽器
コントラバス(ストリング・ベース、弦バス。多くの楽譜で記載があるが、このパートを欠いても演奏できるようになっていることが多い。またテューバと同じパートを弾くこともある)
エレクトリックベース(ポピュラー系の曲でオプションとして扱われることがある。コンクールでは使用禁止)
ハープ(通常の編成には入らないが、大規模な曲で見られることがある。また航空自衛隊航空中央音楽隊にはハープ担当の隊員が所属している。)
ピアノ(通常の編成には入らないが、オプションとして大規模な曲で見られることがある。ハープやチェレスタの代用楽器として使う場合と、正規のピアノパートとして使う場合がある。)

打楽器
以下はよく使われる楽器であるが、曲によって様々である。おおむね4、5人程度で演奏できるように書かれることが多いが、その倍以上の奏者を要する曲もある。

ティンパニ (大きさの異なる4台ないし5台を組み合わせて1組とし 1人の奏者が演奏する。2組以上用いる大規模な楽曲もある)
スネアドラム (小太鼓、サイドドラムなどとも。譜面上は S.D.と略記されることが多い。基本および中心となる打楽器である)
バスドラム (大太鼓、ベースドラム、グランカッサなどとも。譜面上は B.D.と略記されることが多い。スネアドラムと共に基本リズム・パートとして扱われる。)
シンバル(合わせシンバル及びサスペンデッドシンバル)
ドラムセット (ポップスで使われることが多いが、コンサート曲でもたびたび使用される。)
銅鑼もしくはタムタム(英名「Gong」と「Tam-Tam」は、厳密には異なる楽器だが、広義ではほぼ同楽器として扱われている。)
小型打楽器
トライアングル
タンバリン
木魚、テンプル・ブロック
ウッドブロック
クラベス
ギロ
鍵盤打楽器
シロフォン(木琴)
マリンバ
グロッケンシュピール(鉄琴)
ヴィブラフォン
チューブラーベル(チャイム)
ほか多数。特殊な楽器としてはサイレンやサイレン・ホイッスルなどがある。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://wwww.isxbgu.info/blog/mt-tb.cgi/693

About

2009年01月20日 16:32に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「キノコ王国の兵士的存在」です。

次の投稿は「大友氏(おおともし)は、鎌倉時代から戦国時代」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35